閉塞性肥大型心筋症のエコー検査では何がわかりますか?
心臓の筋肉が厚くなり、心臓の出口が狭まる様子や、弁が異常な動きをして流れを邪魔していることがわかります。
心臓の筋肉が厚くなり、心臓の出口が狭まる様子や、弁が異常な動きをして流れを邪魔していることがわかります。
この病気では、心臓の筋肉、特に部屋を仕切る壁が不自然に厚くなります。エコー検査では主に以下の点を確認します。
- 筋肉の厚さ: 筋肉が通常より分厚くなっていること(目安は15mm以上)
- 通り道の狭さ: 厚い筋肉が邪魔をして、血液が全身へ出る通り道が狭くなっていること
- 弁の異常な動き: 「僧帽弁」という弁が、心臓が縮む時に筋肉の方へ吸い寄せられ、通り道を塞いだり、血液が逆流したりする様子(SAM現象と呼びます)
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おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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