敗血症はどんな人がなりやすいですか?
乳幼児や65歳以上の高齢者、抗がん剤治療薬中などによって免疫が低下している方がかかりやすいです。
敗血症は、感染症にかかることによって引き起こされます。そのため、乳幼児や高齢者、ステロイドの服用や抗がん剤による治療中の方など、免疫力が弱く、感染症にかかりやすい人がなりやすいと言われています。
また、集中治療室に入っているような全身状態の悪い人は、敗血症になりやすいです。そのような方は、急性の循環不全(体に血液が回らない状態)によって細胞の障害や代謝の異常が重度になり、普通の敗血症に比べて死亡の危険性が高い「敗血症性ショック」になる可能性も高く、十分な注意が必要です。
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最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
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