ビダール苔癬(慢性単純性苔癬)は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
ステロイドの塗り薬や、抗ヒスタミン薬の飲み薬を使います。副作用は皮膚の表面の毛細血管が目立つようになることや眠気などがあります。
ビダール苔癬の治療では、ステロイドの塗り薬や、かゆみに対して抗ヒスタミン薬の飲み薬を使います。
塗り薬
ステロイドの塗り薬を使います。皮膚がごわついて厚くなった状態(苔癬化局面)では、ベリーストロング~ストロングクラスのステロイドの塗り薬が主体となります。亜鉛華軟膏(皮膚を保護する塗り薬)の重ね塗りを行う場合もあります。
塗り薬の上からラップなどで巻く密封療法では、ステロイドの吸収率を高め、塗り薬の効果を高める作用があります。また、同時に、かいてしまうことを抑えることも期待されます。ステロイドの塗り薬のほかに、ステロイドを含むテープの薬が用いられます。
ビダール苔癬は再発を繰り返すため、長期にわたって塗り薬が必要となることが多いです。
長期にわたってステロイドの塗り薬を使った際の副作用は、以下のようなものがあります。
- 皮膚の表面の毛細血管が目立つようになる
- 皮膚が薄くなる
- 塗った部分ににきびができやすくなる
飲み薬
かゆみに対しては抗ヒスタミン薬(アレルギー反応をおさえる薬)の飲み薬を使います。
副作用には、主に眠気があります。薬の種類にもよりますが、便秘、尿が出にくくなる、喉が渇くなどの副作用が出る場合があります。
副作用を感じた場合には、早めに医師に相談し、薬の変更を検討することをおすすめします。
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平塚市民病院 皮膚科
髙岡 真梨子 監修
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