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急性HIV感染症
「急性HIV感染症」とは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に初感染してから通常1〜6週間の潜伏期の後に発症する病気です。発熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、発疹、筋肉痛、頭痛などの症状がみられます。HIV感染のリスクが高い行動をしている場合は、これらの症状が出た際に早めに内科を受診しましょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
病気について
症状について
急性HIV感染症の原因は何がありますか?
急性HIV感染症は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染が原因で主に性交渉により伝播します。
急性HIV感染症ではどのような症状がありますか?
急性HIV感染症には発熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、発疹、筋肉痛、頭痛といった急性感染兆候がみられますが特異的な所見はありません。
急性HIV感染症には初期症状はありますか?
初期症状には発熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、発疹、筋肉痛、頭痛といった急性感染兆候がみられますが、特異的な所見はありません。
急性HIV感染症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
急性HIV感染症になると、皮疹がでますか?
HIVに感染した患者さんの70%に発疹が現れるという報告があります。
治療について
受診について
(参考文献)
令和5年度厚生労働行政推進調査事業費補助金エイズ対策政策研究事業.“抗HIV治療ガイドライン(2024年3月発行) 2.臨床経過”.抗HIV治療ガイドライン.https://hiv-guidelines.jp/2024/part14-2.htm,(参照 2024-09-12).日本感染症学会.“急性HIV感染症(Acute HIV infection)”.感染症クイック・リファレンス.https://www.kansensho.or.jp/ref/d13.html,(参照 2024-09-12).日本エイズ学会 HIV感染症治療委員会.“HIV感染症「治療の手引き」”.HIV感染症治療委員会.http://www.hivjp.org/guidebook/hiv_27.pdf,(参照 2024-09-12).厚生労働省エイズ動向委員会.“令和5(2023)年エイズ発生動向年報(1月1日~12月31日)”.API ~Net.https://api-net.jfap.or.jp/status/japan/nenpo.html,(参照 2024-09-12).
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