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神経因性膀胱
同義語
下部尿路機能障害
「神経因性膀胱」とは、神経の障害が原因で、頻尿や尿閉、尿失禁といった排尿の異常が起こる病気です。原因には脊髄の損傷や脳血管疾患、パーキンソン病、糖尿病、お腹や背中の手術などが考えられ、治療には薬での排尿のコントロールや、カテーテル挿入による導尿を行います。原因となり得る病気や出来事のご経験があり、排尿トラブルがある場合は、神経因性膀胱が疑われるので泌尿器科を受診しましょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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(参考文献)
榊原隆次. 神経因性膀胱ベッドサイドマニュアル. 中外医学社. 2023日本排尿機能学会など. 脊髄損傷における下部尿路機能障害の診療ガイドライン 2019年版. 中外医学社. 2019日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会. 過活動膀胱診療ガイドライン第3版. リッチヒルメディカル. 2022日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会編. 二分脊椎に伴う下部尿路機能障害の診療ガイドライン2017年版. リッチヒルメディカル. 2017Ryuji Sakakibara et al. How brain diseases affect the lower urinary tract function?. Bladder (San Franc). 2023, 10, e21200001.Mika Kivimäki et al. The multiple roles of life stress in metabolic disorders. Nat Rev Endocrinol. 2023, 19, p.10-27.Duraisamy Kempuraj et al. Psychological Stress-Induced Immune Response and Risk of Alzheimer's Disease in Veterans from Operation Enduring Freedom and Operation Iraqi Freedom. Clin Ther. 2020, 42, p.974-982.Ryuji Sakakibara et al. Depression, Anxiety and the Bladder. Low Urin Tract Symptoms. 2013, 5, p.109-120.
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