偽痛風
「偽痛風」とは、関節内にピロリン酸カルシウム結晶が沈着し炎症を起こす病気です。膝などに突然の激しい痛みや腫れ、発熱がみられます。症状が急に現れたり強い痛みがある場合は、整形外科を早めに受診しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
病気について
ピロリン酸カルシウムという結晶が膝や肩などの関節の内部に沈着し、炎症を起こす病気です。
加齢や変形性関節症、怪我、手術、または遺伝といった原因が考えられています。
偽痛風の原因は食事と直接的な関係はなく、食事療法による予防効果はないとされています。
加齢やそれに伴う変形性関節症、関節の外傷や手術などが発症のきっかけとなることがあります。
偽痛風の予防法はまだ確立されていません。発症した場合は、早めに対処することが大切です。
偽痛風が長引く原因としては、発作が重症であることや関節の変形が重度なことなどが考えられます。
関節の炎症の原因となる結晶や予防法、年齢や男女差、症状の出やすい部位などが異なります。
必ずではありませんが、関節の炎症に伴って発熱することがあります。
症状について
関節の痛みや腫れ、熱感、赤みなどが突然起こります。全身の発熱を伴うこともあります。
偽痛風の発作には、多くの場合で前触れとなる初期症状はほとんどありません。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
偽痛風の発作は繰り返すことがあります。特に高齢者や変形性関節症があると再発しやすくなります。
はい、偽痛風は膝関節が最も多いですが、足首や手首にも症状が出ることがあります。
治療について
受診について
薬について
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