偽痛風は繰り返しますか?
偽痛風の発作は繰り返すことがあります。特に高齢者や変形性関節症があると再発しやすくなります。
偽痛風の発作は、一度治まっても、残念ながら繰り返し起きることがあります。再発の間隔は個人差があり、短いと1ヶ月ほどで再び発作が起きることがあります。一方で、間隔が長いと数年後に再発することもあります。
偽痛風の発症原因は、完全にはわかっていませんが、以下のような要因があると、再発のリスクが高まると考えられています。
- 加齢: 60歳以上の方に多く、年齢が高くなるにつれて、発作が再発しやすくなります。
- 関節の損傷: 変形性膝関節症などにより、関節に損傷がある場合に、再発のリスクが高まります。
- 代謝性疾患: 副甲状腺機能亢進症、低マグネシウム血症などの代謝の病気がある場合は、発作が繰り返されやすくなります。
- 結晶の沈着量: 関節内に、ピロリン酸カルシウム結晶が多く沈着した状態であるほど、発作が繰り返される可能性が高まります。
もし、若いうちから何度も発作を繰り返す場合は、上記のような代謝性疾患が隠れていないか、詳しく調べる必要があります。病状によっては、発作がおさまったあとも、再発とはいえないまでも、軽い痛みや動かしにくさなどの軽い症状が続くことがあります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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