サラゾスルファピリジン(アザルフィジンⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
主な副作用として、吐き気、嘔吐、腹痛、胃の不快感、発疹、かゆみ、むくみ、発熱などが報告されています。
主な副作用
サラゾスルファピリジン(アザルフィジンⓇ)の主な副作用として、以下のようなものが報告されています。(頻度:いずれも1~10%未満)
など
重大な副作用
まれではありますが、以下のような重大な副作用も報告されています。
このような症状がみられた場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
再生不良性貧血(0.03%)、汎血球減少症(0.06%)、無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(0.3%)、貧血(溶血性貧血、巨赤芽球性貧血(葉酸欠乏)等)(頻度不明)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(0.03%)
発熱、のどの痛み、出血しやすくなる、貧血などの症状がみられることがあります。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.03%)、紅皮症型薬疹(0.08%)
皮膚が広い範囲で赤くなり破れやすい水ぶくれが多発する、目の充血やただれ、唇や口内のただれなどの症状がみられることがあります。
過敏症症候群、伝染性単核球症様症状(いずれも頻度不明)
間質性肺炎(0.03%)、薬剤性肺炎(0.06%)、PIE症候群(頻度不明)、線維性肺胞炎(頻度不明)
発熱、咳、呼吸困難などの呼吸器症状がみられることがあります。
急性腎障害、ネフローゼ症候群、間質性腎炎(いずれも頻度不明)
尿量減少、むくみなどの症状がみられることがあります。
消化性潰瘍(出血、穿孔を伴うことがある)、S状結腸穿孔(いずれも頻度不明)
吐いた物に血が混じる(赤色〜茶褐色ときに黒色)、腹痛、黒い便が出るなどの症状がみられることがあります。
脳症(頻度不明)
意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)、けいれんなどの症状がみられることがあります。
無菌性髄膜(脳)炎(頻度不明)
首の硬直、発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、意識もうろうとするなどの症状がみられることがあります。
心膜炎、胸膜炎(いずれも頻度不明)
SLE様症状(頻度不明)
発熱、関節の痛み、筋肉痛などの症状がみられることがあります。
劇症肝炎(頻度不明)、肝炎(0.03%)、肝機能障害(2.0%)、黄疸(頻度不明)
食欲不振、倦怠感、皮膚や目が黄色くなるなどの症状がみられることがあります。
ショック、アナフィラキシー
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ