デュークラバシチニブ(ソーティクツⓇ錠)では、どのような副作用がみられますか?
風邪をひきやすくなります。また、まれですが重篤な感染症が報告されており、注意が必要です。
デュークラバシチニブ(ソーティクツⓇ錠)には免疫機能を低下させる作用があり、主な副作用として風邪(頻度:5%以上)が報告されています。
また、このほかに、以下のようなものが報告されています。
重大な副作用
重篤な感染症※(頻度:0.2%)
結核、肺炎や、日和見感染症(免疫機能が正常な人では発症しない感染症)を含む重症の感染症を起こすことがあります。発熱や身体がだるいといった症状や、他に咳や息切れなどの症状が見られることがあります。
その他の副作用
頻度:1~5%未満
頻度:1%未満
帯状疱疹※、毛包炎(毛穴部分の赤い発疹や膿をもった発疹)
このような症状がみられた場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。特に、発熱した場合には感染症が重症化する恐れがありますので、自宅で様子を見ず、すぐに受診しましょう。
※過去に水ぼうそう(水痘)、B型肝炎、結核にかかったことのある方は、デュークラバシチニブ(ソーティクツⓇ錠)の服用中にウイルス・菌の再活性化を起こすおそれがあり、注意が必要です。お薬を始めるにあたっては、気付かないうちに感染した形跡がないかを調べ、必要があれば定期的な検査や予防治療などの対策を行うことが一般的です。これまでに感染した、治療をしたことがある場合は、その内容を医師に伝えるようにしてください。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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