シタラビン(キロサイドⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
このお薬の主な副作用は食欲不振、吐き気、脱毛等で、重い副作用として骨髄機能抑制等が挙げられています。
シタラビン(キロサイドⓇ)の種類によって、副作用の種類や頻度が異なります。キロサイドⓇ注の場合の主な副作用は、悪心・嘔吐、食欲不振などです。キロサイドⓇN注では、脱毛(症)、発疹、食欲不振などです。また、重い副作用として骨髄機能抑制に伴う血液障害(血液をつくる働きが弱まることによる感染症や出血)などが起こることがあります。このお薬の使用に際しては、以下のような症状に注意してください。
重大な副作用
●キロサイドⓇ注、キロサイドⓇN注共通
- 骨髄機能抑制に伴う血液障害:めまい、発熱、鼻や歯茎から出血する、体がだるいなどの症状がみられます。
- ショック:冷や汗、手足が冷たくなる、意識の消失などの症状がみられます。
- 消化管障害:胸やけ、嘔吐、吐いたものに血が混じるなどの症状がみられます。
- 急性呼吸促迫症候群、間質性肺炎:息苦しい、咳が出る、発熱などの症状がみられます。
- 中枢神経系障害:頭痛、しゃべりにくくなる、意識の低下などの症状がみられます。
- シタラビン症候群:発熱、筋肉や胸の痛み、目やにや目の痛みなどの症状がみられます。
- 腫瘍崩壊症候群:意識の低下や消失、息苦しいなどの症状がみられます。
●キロサイドⓇ注のみ
- 急性心膜炎、心のう液貯留(いずれも頻度不明):体がだるい、胸痛、息苦しいなどの症状がみられます。
●キロサイドⓇN注のみ
- 肝機能障害(2.4%)、黄疸(2.4%):体がだるい、皮膚や白目が黄色くなる、吐き気などの症状がみられます。
- 肝膿瘍(頻度不明):寒気、発熱、腹痛などの症状がみられます。
- 急性膵炎、肺浮腫、有痛性紅斑(いずれも頻度不明):嘔吐、背中やお腹の痛み、息苦しい、痛みを伴う発疹などの症状がみられます。
その他報告されている副作用
●キロサイドⓇ注
〔頻度:10~20%未満のもの〕
- 悪心・嘔吐、食欲不振
〔頻度:5~10%未満のもの〕
●キロサイドⓇN注
〔頻度:50%以上のもの〕
- 脱毛(症)、発疹
- 食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢
- 倦怠(感)、発熱、CRP上昇
編集・監修基準について
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Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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