足の指の痛み

足の指やその周りの痛みを指します。痛む箇所や痛み方、どのようなときに痛みが強まるかなどは病気によって違います。

怪我など痛みの原因に心当たりがない場合は、骨や関節、皮膚などの病気が原因になります。

仕事やスポーツでの足の使いすぎや、靴が足に合っていないことなどが考えられます。

怪我のほか、痛風や外反母趾、強剛母趾、関節リウマチなどがあります。

外反母趾や強剛母趾、母趾ガングリオン、爪下外骨腫、関節リウマチなどの病気が考えられます。

爪の病気としては巻き爪や陥入爪、爪下血種（そうかけっしゅ）などがあります。皮膚の病気では、蜂窩織炎（ほうかしきえん）などが考えられます。

神経や血管の病気によって足の指の痛みや痺れが生じることもあります。

足の中指や薬指に痛みや痺れを感じる場合、足の神経の圧迫が原因となるMorton病という病気を考えます。

膠原病や血管炎など、レイノー現象を起こす病気の可能性が考えられます。

痛風の可能性があります。尿酸値が高い男性の場合や、片足だけに症状が出ている場合には、特に痛風の可能性が高いです。

両足の指が広範囲にわたって痛んだり痺れたりする場合、糖尿病の可能性があります。

強い痛みや腫れが突然生じたら早めに受診しましょう。痛みが長く続くときや見た目の異常があるときも受診してください。

「いつから痛みがあるか」「きっかけとなる出来事があったか」「どこが痛むか」「どんなときに痛みが強まるか」などを説明してください。

整形外科を受診しましょう。ただし、明らかな爪や皮膚の異常があれば皮膚科を受診してください。

まずは足に負担のかかる状況を避けましょう。足や指のストレッチやマッサージを行うことで痛みが改善することもあります。

痛み止めや湿布などで痛みが楽になることがあります。