靭帯損傷と外側半月板の問題について、手術の必要性を相談させてください。
40代・女性のご相談
ご相談いただき、ありがとうございます。右膝の痛みや痺れ、手術の必要性についてお悩みのこと、よくわかります。特に重い荷物を扱うお仕事をされているとのことで、不安も大きいですよね。
医療機関で外側半月板や靭帯の損傷について説明を受け、手術を勧められているとのことですが、診断が異なる点が気になるところですね。ヒアルロン酸の注射は、関節の動きを良くし、炎症を抑える効果があることもあります。
日常生活では痛みがないものの、時々ズキッとした痛みや、膝をついたときの痺れと激痛があるとのこと。お仕事で膝に負担がかかることも心配です。以下の点を考慮しながら、手術が必要かどうかを判断するのが良いかもしれません。
【半月板の状態】
大学病院での検査では半月板損傷は否定されているようですが、生まれつき半月板が大きい場合、円板状半月の可能性があります。この場合、痛みや膝が動かなくなることもあるので注意が必要です。
【靭帯の状態】
靭帯がどの程度損傷しているかによって、手術が必要かどうかが変わります。重度の損傷であれば手術が必要なこともありますが、軽度であればリハビリや装具での治療が可能な場合もあります。
【仕事内容】
重い荷物を扱うお仕事を続けると、膝への負担が大きく、症状が悪化する可能性があります。
【日常生活への影響】
日常生活で痛みや不安定感がある場合、手術によって症状が改善し、生活の質が向上することも期待できます。
【次のステップ】
- 大学病院の主治医に相談し、現在の症状や仕事内容、手術に対する不安を詳しく伝えましょう。納得できるまで質問し、疑問を解消することが大切です。
- 他の医療機関でセカンドオピニオンを受けることも考えてみてください。特に膝関節やスポーツ整形外科の専門医の意見を聞くことをお勧めします。
手術の必要性は、半月板や靭帯の状態、仕事内容、日常生活への影響などを総合的に判断することが大切です。主治医とよく相談し、納得できるまで説明を受けましょう。セカンドオピニオンも有効な手段ですので、ぜひ検討してみてください。どうぞお大事になさってくださいね。お力になれることがあれば、いつでもご相談ください。
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