不正出血が続いています。産後の出血と処方薬について他の医師の意見を教えてください。

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20代女性のご相談

出産後、不正出血が続いており、非常に心配しています。10月中旬に生理があり、その後、性行為の翌朝に出血が始まりました。病院で抗生物質や鎮痛薬など4種類の薬を処方されましたが、8日経っても出血が止まる気配がありません。 エコー検査では子宮に異常は見られず、排卵が始まるための出血ではないかと言われました。しかし、病気の可能性がないかどうか、他の医師の意見も伺いたいと考えています。どのように対処すれば良いのか、アドバイスをいただけると助かります。
医師の回答

ご相談いただきありがとうございます。産後に生理が再開し、性交渉後に不正出血が続いているとのことですね。心配なお気持ち、お察しいたします。

エコーで子宮の状態は問題ないとのことですが、産後はホルモンバランスがまだ整っていないことが多く、生理が不安定になることがあります。今回のように不正出血があったり、生理が長引いたり、周期が不安定になったりすることもあります。

ここでは、考えられる原因とその対処法をいくつかご紹介します。

1. 子宮頸管ポリープ

子宮頸管にできたポリープが性交渉の刺激で出血することがあります。出血が続く場合は、ポリープの切除が必要になることもあります。小さなポリープは診察で見つからないこともあります。

2. 腟の裂傷

性交渉の際に腟が傷ついて出血することがあります。今回のような出血であれば診察で気づくことが多いので、可能性は低いかもしれません。

3. 会陰裂傷部からの再出血

性交渉の刺激で、分娩時の傷から出血することがあります。こちらも診察で気づくことが多いので、可能性は低いかもしれません。

4. 子宮内膜の一部が剥がれることによる出血

医学的に証明は難しいですが、他の原因が否定された場合に考えられます。通常、生理が来れば出血も改善することが多いです。

5. 感染症

子宮内の感染症が原因で不正出血が起こることもあります。

6. 排卵時出血

排卵時に出血することがあり、量が多い場合は不正出血として現れることがあります。お腹の違和感や痛みがある場合は注意が必要です。

7. その他の原因

子宮筋腫や子宮内膜症など、他の病気が隠れている可能性もあります。

【受診の目安】

  • 出血が続く場合
  • 強い腹痛がある場合
  • 発熱がある場合
  • 倦怠感や食欲不振がある場合

これらの症状がある場合は、婦人科を受診して適切な検査と治療を受けることをお勧めします。

【まとめ】

産後の性交渉後の不正出血の原因として、いくつかの可能性があります。出血が続く場合は、婦人科を受診して適切な検査と治療を受けることが大切です。どうぞお大事になさってください。

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