日中の眠気が辛く、当てはまる病気があるかどうか知りたいです。
匿名さんの相談
20代 / 男性
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この相談に回答した医師
ユビー医師チーム
ご相談ありがとうございます。日中の眠気についてお悩みのようですね。いくつかの可能性を考えながら、具体的な受診の目安についてお話しします。
睡眠環境について
日中の活動に支障が出るほどの眠気がある場合は、夜間の睡眠が不足していると考えられます。
成人の理想的な睡眠時間は7〜9時間とされていますので、もし朝目がさめたあとに再び眠ろうとしても眠れない場合は、まずは睡眠習慣や睡眠環境の整備が重要です。
例えば睡眠環境という観点では、下記のような要素について考慮することも重要です。
温度
特に夏場は熱帯夜になると途中で何度も目が覚めてしまい、寝不足になることがあります。上手く空調を活用して、快適な睡眠温度を維持してください。
騒音
繁華街や幹線道路に近いと、夜間も騒音に悩まされることがあると思います。また同居者の生活音で目が覚めてしまうこともあると思います。耳栓は慣れるまで違和感がある方もいますが、有効な手段です。
光
特に夏場は、早い時間に朝日が入ってくるため、本来起床するべき時間よりも早く目がさめてしまう場合があります。遮光カーテンを使用するか、アイマスクを活用することで対処することが多いです。
このような睡眠に関する情報が説明されているおすすめの書籍として「自分でできる「不眠」克服ワークブック:短期睡眠行動療法自習帳 (著)渡辺 範雄」があります。よろしければ参考にしてください。
これらの対処によっても夜間によく眠れない場合は、医療機関を受診のうえ、睡眠薬などを短期間併用することが有効な場合もあります。
睡眠時無呼吸症候群の可能性について
これまで同居者などにいびきを指摘されたことはありますか?
もしそうであれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。睡眠時無呼吸症候群の場合、十分な睡眠時間を確保しても、日中に強い眠気が残ります。
睡眠時無呼吸症候群は、問診に加え、簡易的な装置で夜間の無呼吸の頻度を調べることもできます。あてはまる場合は、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療が可能と示されている医療機関を受診することをおすすめします。
まとめ
6時間という睡眠時間は、平均的な睡眠時間よりも短いため、日中に眠気が強い場合はもう少し長く睡眠時間を確保する必要があります。もし眠ろうとしても眠れない場合は、睡眠習慣や環境の整備に加え、睡眠薬が有効な場合があります。お近くの内科や精神科・心療内科は、こちらから検索できますのでご活用ください。
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