右肩の痛みが続いています。ロキソニンを服用しても改善しません。相談させてください。
30代・女性のご相談
右肩の少し下のあたりに痛みがあり、腕を上げたり、呼吸したり、歩くときにも痛みを感じます。この痛みは、半年ほど前から続いています。
朝に鎮痛薬を服用しましたが、痛みは消えず、現在も続いています。症状が改善しないため、どのように対処すれば良いかアドバイスをいただけると助かります。
右肩の痛みでお困りのことと思います。腕を上げたり、呼吸したり、歩いたりするたびに痛みがあるのは本当に大変ですよね。ロキソニンを飲んでも痛みが和らがないとのこと、心配です。
痛みが半年ほど前から続いているとのことですが、いくつかの原因が考えられます。
- 腱の損傷や断裂:肩の筋肉の腱が傷ついたり切れたりすると、肩が痛くなったり動かしにくくなります。
- 肩の炎症(四十肩・五十肩):肩の周りに炎症が起こると、痛みや動きの制限が出ることがあります。
- 首の問題:首の骨の変形や椎間板の問題が原因で、肩や腕に痛みやしびれが出ることがあります。
- 神経や血管の圧迫:鎖骨と肋骨の間で神経や血管が圧迫されると、肩や腕に痛みやしびれが生じることがあります。
- 肩の摩擦:肩を上げるときに骨が擦れ合って痛みが出ることがあります。
【次のステップ】
1. 整形外科を受診する
まずは整形外科で診てもらいましょう。レントゲンやMRIなどの検査で痛みの原因を特定することが大切です。原因がわかれば、適切な治療法が見つかるかもしれません。
2. 薬の調整
痛み止めは一時的に痛みを和らげますが、根本的な治療にはなりません。痛みが強い場合は、医師に相談して薬の種類や量を調整してもらうと良いでしょう。
3. リハビリ
痛みの原因によっては、理学療法士によるリハビリが効果的なことがあります。ストレッチや筋力トレーニングを通じて、肩の機能を回復させましょう。
4. 注射
痛みが強い場合は、肩にステロイド注射をすることで痛みを和らげることができるかもしれません。
5. 手術
保存的な治療で効果がない場合、手術が必要になることもあります。
【まとめ】
右肩の痛みには、いろいろな原因が考えられます。整形外科で診察を受け、痛みの原因を特定して、適切な治療法を見つけましょう。お近くの整形外科を探して、ぜひ一度受診してみてください。あなたの痛みが少しでも和らぐことを願っています。お大事にしてくださいね。
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