父親が広汎性発達障害の診断を受けており、息子も発達障害の疑いがあるのか心配です。対応方法についてアドバイスをお願いします。
匿名さんの相談
10代 / 男性
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この相談に回答した医師
ユビー医師チーム
お子様のことでご心配のことと思います。
ご質問ありがとうございます。
結論から申し上げますと、一度専門医を受診して評価を受けるべき状態であると判断します。
不潔恐怖の可能性について
ご記載いただいた情報から、お子様の症状は不潔恐怖である可能性は確かにありえると考えます。
不潔恐怖は、汚れや細菌への過剰な恐怖や嫌悪感が特徴であり、強迫性障害という診断に含まれます。
不潔恐怖の特徴
- 必要以上に繰り返し手を洗う、過剰に消毒する
- 汚染への不安から特定の場所や物事を避ける
- 家族にも消毒を強要する(巻き込み)
広汎性発達障害との関連性
お父様が広汎性発達障害と診断されているとのことで、確かに遺伝的な影響は無視できないかもしれません。
広汎性発達障害は、コミュニケーションや社会性、行動などに困難が生じる発達障害群の総称であり、現在は自閉スペクトラム症(ASD)という診断名になっています。
自閉スペクトラム症(ASD)の特性として、こだわりが強い、感覚過敏がある、不器用さ、状況を理解するのに時間がかかる、などがあり、これらはお子様にみられる特徴と確かに重なります。
対応について
自閉スペクトラム症を持つ方は、感覚の過敏性やこだわりが強いため、強迫性障害のような症状を示すことがあります。
自己判断せず、専門医の診察を受けることをおすすめします。
ご年齢を考えると、児童精神科を標榜している医療機関を受診することを推奨します。
児童精神科は近年需要が大きく、予約がとれても1ヶ月以上先になることもあるため、受診を迷われている場合でも、まずはできる限り早く予約を取得することをおすすめします。
まとめ
お子様の症状は、強迫性障害と自閉スペクトラム症(ASD)の両方の可能性があります。専門医の診察を受け、適切な診断と対応が必要です。
お近くの精神科-心療内科は、こちらから検索できますのでご活用ください。
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