膿胸
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
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膿胸について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
膿胸と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
体温が37.5℃以上
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の程度
- 38℃より高い
胸の痛みがある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
膿胸とはどんな病気ですか?
肺を包む胸膜と胸壁の内側を覆う胸膜の間の空間に膿が溜まってしまう病気です。細菌が感染することによって起こり、感染をうまく制御できないと慢性膿胸という状態に移行します。
膿胸への対処法は?
原因となる細菌に対しての抗生剤に加え、チューブを膿がある部位に留置し、膿を体外に排出することが必要です。効果が十分でない場合や、慢性膿胸に移行してしまった場合には、手術が必要になる場合があります。
膿胸の専門医がいる近くの病院はありますか?
膿胸の専門医がいる病院を見る膿胸のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膿胸を疑うべき症状をご自身で確認することは、早期受診のきっかけとして非常に重要です。以下の症状が複数当てはまる場合は、自己判断で様子を見ずに、速やかに医療機関を受診してください。
発熱・悪寒
38度以上の高熱が出ることが多いです。悪寒(ゾクゾクする寒気)や、大量の汗をかくこともあります。肺炎などの治療中にもかかわらず、熱がなかなか下がらない場合は要注意です。
胸の痛み
片側の胸に、深呼吸や咳をしたときにズキッと響くような鋭い痛みを感じることが特徴です。体を動かしたときに痛みが強まることもあります。
咳や痰(たん)
咳が続きます。膿のような色(黄色や緑色)の痰が出ることがあります。
呼吸の異常
呼吸が苦しい、息切れがすることがある。呼吸が浅くなり、速くなる。
全身の症状
体のだるさ、倦怠感が強い。食欲がない。体重が減少する。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、膿胸の可能性をセルフチェックできます。ぜひご活用ください。 - A.
膿胸の初期症状は肺炎の症状と区別がつきにくく、咳や発熱、胸の痛みなどがあります。
解説膿胸に特有の初期症状というものはなく、一般的に肺炎の症状と重なります。そのため、咳、発熱、胸の痛み、息切れなどが初期に見られる症状となり得ます。
肺炎の治療を受けているにもかかわらず、熱が下がらない、または新たに熱が出るといった場合には、膿胸の可能性を強く疑う必要があります。
特に、誤嚥しやすい方や口腔衛生が悪い方、免疫力が低下している方、高齢者や18歳未満の若年者など、膿胸になりやすいリスク因子がある場合は、より注意が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るP Vaudaux, F A Waldvogel.“Gentamicin inactivation in purulent exudates: role of cell lysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7441018/,(参照 2025-08-18).
Federico Mei et al.“Efficacy of Small versus Large-Bore Chest Drain in Pleural Infection: A Systematic Review and Meta-Analysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36693327/,(参照 2025-08-18).
Mark E Roberts et al.“British Thoracic Society Guideline for pleural disease”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37553157/,(参照 2025-08-18).
Nicholas A Maskell et al.“U.K. Controlled trial of intrapleural streptokinase for pleural infection”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15745977/,(参照 2025-08-18). - A.
咳、発熱、胸の痛み、息切れ、痰などで、肺炎の症状と重なることが多いです。
解説膿胸の症状は、肺炎と似ていて、特有のものではありません。 よく見られる症状は次の通りです。
肺炎単独の場合や、合併症のない肺炎随伴胸水の場合と比較して、膿胸の患者さんでは、発熱や体のだるさ(倦怠感)が数日間続くなど、より症状が長く続く傾向があります。
また、誤嚥(ごえん)による感染や口腔衛生が良くない方に発症する膿胸の場合、症状がゆっくりと現れ、数週間から数ヶ月にわたって食欲不振や体重減少が見られることもあります。 診察では、胸に水が溜まっている徴候として、- 胸を叩いた時に鈍い音
- 呼吸の音が小さくなる
- 触れると胸壁の振動(声振盪)が弱くなる
などが確認されることがあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るP Vaudaux, F A Waldvogel.“Gentamicin inactivation in purulent exudates: role of cell lysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7441018/,(参照 2025-08-18).
Federico Mei et al.“Efficacy of Small versus Large-Bore Chest Drain in Pleural Infection: A Systematic Review and Meta-Analysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36693327/,(参照 2025-08-18).
Mark E Roberts et al.“British Thoracic Society Guideline for pleural disease”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37553157/,(参照 2025-08-18).
Nicholas A Maskell et al.“U.K. Controlled trial of intrapleural streptokinase for pleural infection”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15745977/,(参照 2025-08-18).
膿胸について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 胸の痛みはありますか?
- たんが出ていますか?
- 黄色または緑色のたんが出ますか?
- 背中の上のほうの痛みですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 呼吸器内科