梅毒(梅毒性脱毛を含む)
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更新日:3/29/2023
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梅毒(梅毒性脱毛を含む)について「ユビー」でわかること
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梅毒(梅毒性脱毛を含む)とは
梅毒トレポネーマによる性感染症で、症状のない時期をはさんで3段階で進行します。早期の診断治療が重要です。第1期(感染後約3週間)には感染した部分にしこりやただれが生じ、足の付け根が腫れたりします。第2期(約3か月後)は全身に広がりピンク色のあざや脱毛がみられます。第3期(数年後)には皮膚にゴムのような腫瘤ができ、心臓、血管、神経などに障害が出てきます。
梅毒(梅毒性脱毛を含む)の特徴的な症状
対処法
早期の診断、治療が必要になります。また性行為によって伝染する感染症ですので、パートナーに移さないように配慮してください。ピンポン感染を防ぐため、パートナーと同時に病院を受診し、治療をすることが推奨されます。
性感染症とは
性感染症とは「性行為で感染する病気」の総称です。病気の種類や感染経路によって、性器、口の中、皮膚など全身に症状が出ることがあります。また、症状がないか、乏しい場合も多いため感染に気づかず他人に感染させてしまうこともあります。
進行後のリスク
性感染症の中には、治療をしないで放置していると症状が重くなるものがあります。例えば淋菌感染症や性器クラミジア、尖圭コンジローマは不妊や流産・早産の原因になることがあります。梅毒では症状があまりなかったり症状がない期間があるものの徐々に進行し、太い血管や神経に重い障害を残すことがあります。
また、性感染症によって性器の粘膜に小さい傷がついていたり炎症があったりすることでそこから他の性感染症の病原体が入りやすくなり、重複感染が起きやすくなることがあります。例えば、他の性感染症に罹患しているとHIVに感染するリスクが数倍になることが知られています。
検査・診断
性感染症の検査は症状によって、血液検査や尿検査、患部をぬぐって調べる検査などが行われます。
受診すべき診療科
症状がある時は性病科や感染症科、または男性は泌尿器科、女性は産婦人科を受診してください。その他の部位に症状がある時は症状にそった診療科を受診してください。症状はないものの心配な場合、特にHIVや梅毒は全国各地の保健所にて無料・匿名で検査を受けることが可能です。
参考文献
日本性感染症学会. 性感染症 診断・治療 ガイドライン. 2020.
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梅毒(梅毒性脱毛を含む)のQ&A
梅毒とはどのような病気ですか?
梅毒トレポネーマという細菌への感染によって起こる感染症です。主に性行為を通じて細菌が粘膜や皮膚の小さな傷から感染することで発症します。
詳細を見る梅毒を放っておくとどうなりますか?
心臓や血管、脳、眼、神経に重大な合併症を起こす可能性があります。
詳細を見る梅毒と症状が似ている他の病気はありますか?
他の性感染症やウイルス感染症、さまざまな皮膚の病気に似た症状を示します。
詳細を見るどのような人が梅毒になりやすいですか?
不特定多数の人と性交渉をしている人や、コンドームを使用していない人がなりやすいとされています。
詳細を見る梅毒は自然に治る病気ですか?
自然に症状が消えることが多いですが、梅毒の感染は治療せずに治ることはありません。
詳細を見る梅毒は一度感染したら、もう感染することはないのでしょうか?
適切な予防を行わない場合、再び感染する可能性があります。
詳細を見るコンドームを使用していれば、梅毒に感染することはないのでしょうか?
コンドームは感染を防ぐ上で有効ですが、100%の予防策というわけではありません。
詳細を見る梅毒の症状について教えてください。
最初にできものやただれができ、その後手のひらや足の裏など全身に発疹(ほっしん)が出てきます。
詳細を見る梅毒の診断はどうやって行うのでしょうか?
血液検査で梅毒の抗体を調べ、その結果から診断を下します。
詳細を見るどのような検査をして梅毒と診断するのでしょうか?
採血による血液検査を行います。
詳細を見る梅毒に感染した場合、一般的にどんな治療をするのでしょうか?
ペニシリン系の抗生物質の飲み薬や筋肉注射で治療を行います。
詳細を見る梅毒に感染した場合の治療の流れ(治療開始から治るまで)を教えてください。
ペニシリン系の抗生物質の飲み薬や筋肉注射で治療を行い、症状の改善や血液検査で治療効果を判定します。
詳細を見る梅毒の治療中に、日常生活で気を付けることは何ですか?
性交渉は控えましょう。パートナーも梅毒の検査を受けましょう。
詳細を見る一般的にどんな薬で梅毒の治療をしますか? また、副作用はありますか?
ペニシリン系の抗生物質を用います。治療の始め頃に一時的に発熱が見られることがあります。
詳細を見る薬はいつまで飲むのでしょうか? ずっと飲みつづけなくてはいけないのでしょうか?
飲み薬による治療は通常2~4週間で終わります。
詳細を見る薬が効かない場合はどうしたらよいですか?
専門の医師による再評価と治療方針の検討が必要になります。
詳細を見る梅毒に感染した場合、医療機関を受診する目安はありますか?
心当たりのある行為があった後に、性器・肛門・口・皮膚に症状が出れば、受診して検査を受けましょう。
詳細を見る梅毒が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
症状に応じて泌尿器科、婦人科、皮膚科などを受診しましょう。また、 お住まいの地域の保健所でも相談が可能です。
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梅毒(梅毒性脱毛を含む)について、医師からのよくある質問
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- むくみがありますか?
- これまでに【クラミジア・淋病等の性感染症】と診断されたことはありますか?
- 最近、他人の話すことは理解できるが、自分の思っていることを言語に表現できないことで困っていますか?
- 体の左右どちらか半分が動かせないですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 産婦人科