慢性腎臓病(CKD)の場合、性行為はできますか?
CKD患者さんでも性行為は可能ですが、性機能の低下は起こりえます。
慢性腎臓病(CKD)であっても、基本的に性行為は可能です。
ただし、腎機能の低下やホルモンバランスの変化、薬の副作用、透析治療、精神的ストレスなどにより、性欲低下や勃起障害、性交時の痛み、オーガズム障害などの性機能障害が生じやすくなります。
適切な治療や医師との相談により、改善できる場合もあります。性行為自体が、腎臓や透析に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。
不安や症状がある場合は、遠慮せず主治医に相談してください。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
E O Laumann et al. Sexual dysfunction in the United States: prevalence and predictors. JAMA. 1999, 281, 537-44.
Davide Bolignano et al. Pregnancy in uremic patients: an eventful journey. J Obstet Gynaecol Res . 2008, 34, 137-43.
Tyrone G Harrison et al. Improving Sexual Function in People With Chronic Kidney Disease: A Narrative Review of an Unmet Need in Nephrology Research. Can J Kidney Health Dis. 2020, 7, .
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
慢性腎臓病(CKD)
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ