慢性腎臓病(CKD)と糖尿病腎症の違いを教えてください。
CKDは腎臓の機能が低下した状態を、糖尿病性腎症は糖尿病による腎臓の構造や機能の変化をさします。
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の機能が低下した状態です。老廃物の除去ができなくなる、水やミネラルのバランスがとれなくなる、貧血が進行したり骨がもろくなったりします。
自分の腎臓で代償できなくなると、透析などの腎代替療法が必要となります。
糖尿病性腎症は、糖尿病により腎臓の構造が変化する病気です。
初期は腎機能が低下することはありませんが、放置すると本来は漏れることのない蛋白が尿にたくさん漏れてしまったり、CKDに至ったりしてしまいます。
糖尿病があり、尿検査で微量でも蛋白尿やアルブミン尿が疑われる場合には、腎臓内科の受診をおすすめします。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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