慢性腎臓病(CKD)の場合、目の充血は起こりますか?
慢性腎臓病(CKD)で目の充血が起こることはありますが、他の疾患でもみられます。
慢性腎臓病(CKD)では、目の充血が起こることがあります。特に、腎不全が進行した透析患者では、比較的よく認められます。
これによる視力障害は多くありませんが、高度になれば視力低下や痛みを自覚することがあります。
血中カルシウムやリンの異常により、結膜や強膜に炎症や充血(赤目)が生じることが報告されています。
CKD患者さんの目の異常は、ほかにも腎性網膜症、白内障、緑内障、眼底出血、角膜混濁がみられたりすることがあります。
充血は他の疾患でもみられるため、症状が続く場合は、眼科受診が推奨されます。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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