慢性腎臓病(CKD)の食事療法の参考として、低タンパク質の食材の一覧を教えてください。
慢性腎臓病ではにしんや牛肩ロースなどの低タンパク質の食材を選ぶことが重要です。詳しくは栄養士などに相談してください。
たんぱく質は、脂質や糖質と異なり、代謝の過程で窒素化合物という老廃物を生成します。
この老廃物は腎臓でろ過され、尿として排出されますが、過剰なタンパク質摂取は腎臓に大きな負担をかけ、腎機能の低下を招く可能性があります。そのため、腎臓病の食事療法においては、タンパク質の摂取制限が非常に重要となります。
低タンパク質の食材には、以下のようなものがあります。
- しらうお
- はたはた
- わかさぎ
- どじょう
- たちうお
- にしん
- たら
- あなご
- かまぼこ
- 牛肩ロース
- 牛肉バラ
- 牛肉もも
- 豚肉肩ロース
- 豚肉バラ
詳細な食事療法については、栄養士の指導を受け、成分表でタンパク質含有量を確認することが重要です。食品の成分値は季節や産地によって変動するため、注意が必要です。
(参考:「慢性腎臓病(CKD)の場合、食事で気をつけることはありますか?」)
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
慢性腎臓病(CKD)
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ