対人恐怖症(社交不安障害)の診断基準を教えてください。
対人恐怖症(社交不安症)の診断基準を以下に示します。
対人恐怖症(社交不安症)の診断基準は以下の通りです。
- 他者の注目を浴びる可能性のある場面に対して、激しい恐怖や不安がある
- 社交的な場面で、自分の振る舞いや、自分が不安を感じている様子を見られることで、恥をかいたり、拒絶されたりするのではないかと不安に感じる
- 社交的な場面に対して、常に恐怖感や不安感を覚える
- 社交的な場面を避ける、または強い恐怖感や不安感を覚えながら耐え忍ぶことがある
- 恐怖感や不安感が、客観的な危険度と釣り合わない
- 恐怖感や不安感、回避行動は持続的で、6ヶ月以上続いている
- 恐怖感や不安感によって、苦痛を覚えていたり、生活に支障をきたしたりしている
- 恐怖感や不安感が薬などの影響によるものではない
- 恐怖感や不安感が他の病気によるものではない
ただし、ご自身で対人恐怖症かどうかを判断することは難しいです。対人恐怖症が疑われる場合には、専門の医療機関を受診するようにしましょう。
治療や診断基準について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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