対人恐怖症
「対人恐怖症」とは、正式な病名ではなく「社交不安症(社交不安障害)」の概念に近いと考えられます。他者と交わるような状況に恐怖や不安を感じます。心理療法や薬物療法で治療します。心療内科または精神科を受診しましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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正式な病名ではなく、社交不安症(社交不安障害)の概念に近いと考えられます。
対人恐怖症(社交不安症)とうつ病には共通点があり、治療法が重なる部分もあります。
例えば、専門医の指導なしに、無理して苦痛を引き起こす状況に慣れようとするなどは、避けてください。
一律の回答はできません。さまざまな原因のひとつとして、遺伝的要因や親子関係などの環境要因があることもあります。
適切な治療を受けたうえで、働きやすい環境での労働や自助グループへの参加をおすすめいたします。
リモートワークや少人数で行う仕事などは、比較的負担が少ないと考えられます。
症状について
対人恐怖症(社交不安症)の原因は多岐にわたり、行動的抑制の経験、神経伝達物質の不均衡、遺伝的要因などが挙げられます。
人前で過度な不安・緊張を感じ、人前に出るような場面を避けるようになります。
不安や緊張から震えが止まらなくなったり赤面したりすることがあります。
対人恐怖症の特徴に、スピーチ恐怖や赤面恐怖などがあります。症状検索エンジン「ユビー」でセルフチェックもできます。
必ずしも病気であるとは限りません。
特定の人だけが怖い場合は、対人恐怖症の可能性は低いですが、完全に否定はできません。
治療について
主に、心理療法と薬物療法を行います。
早めに適切な治療とサポートを受け、対人恐怖症が長期間続いて重症化しないようにすることが重要です。
少しずつ人と接する場面や人前に出る場面を増やし、慣れるようにしましょう。
効果には個人差がありますが、カウンセリングによって症状が改善する可能性があります。
社交不安障害は適切に治療を受けることで、多くの方が症状を改善できる可能性があります。
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