20代で食道がんになる確率はどのくらいですか?

非常に低く、1年で10万人あたり0~0.1人程度と言われています。

解説

食道がんは一般的に中高年に多い病気で、20代での発症は非常にまれです。

国立がん研究センターのデータによれば、食道がんの罹患率は50歳以降に急激に増加し、特に60〜70歳代に多くみられます。

一方で、20代では罹患率が1年で10万人あたり0~0.1人と極めて低く、発症の可能性はごくわずかです。これは、20代の健康な方の食道がん発生リスクが非常に低いことを示しています。

ただし、若年層でも飲酒や喫煙、逆流性食道炎といったリスク因子がある場合、注意が必要です。

胸やけや飲み込みにくさなどの症状が続く際は、他の病気も含め、早めに医療機関を受診することが大切です。

公開日

最終更新日

横浜医療センター 消化器科

川崎 千瑛 監修

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関連するQ&A

「食道がん」とはどのような病気ですか?

食道から発生するがんのことです。

食道がんの原因は何がありますか?

喫煙、飲酒、肥満、胃食道逆流症やバレット食道などの病気は、食道がんの原因として挙げられます。

食道がんではどのような症状がありますか?

飲食時のつかえる感じや胸の違和感、胸の痛み、体重減少、吐血、便が黒くなるなどの症状があります。

食道がんには初期症状はありますか?

早期の食道がんでは症状がほとんどありません。 飲食の際に軽度の違和感、痛みなどの初期症状がおこることもあります。

食道がんの場合、主にどのような治療をしますか?

がんの進行度(ステージ)に応じて、内視鏡治療、手術療法、化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法などの治療を行います。

食道がんが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

消化器内科を受診しましょう。食べ物が胸につかえる、吐血や便が黒いなどの症状があれば、早めに受診してください。

食道がんのセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

食道がんの初期症状にげっぷはありますか?

食道がんの初期段階では、無症状のことがほとんどです。がんが進行すると、食事の際のつかえ感やげっぷなどの症状が起こる場合があります。

食道がんのステージ(病期)はどのように決められますか?

食道がんの深さ(T)、リンパ節転移の程度(N)、はなれた臓器への転移の有無(M)によってステージ(病期)が決まります。大きく分けてステージⅠ~Ⅳがあります。

食道がんが進行するスピードは速いですか?

胃がんや大腸がんに比べて、食道がんは進行が早いです。

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