狂犬病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
狂犬病の症状が出る前に、狂犬病ウイルス感染の有無を知る手段はありません。
狂犬病の感染が疑われる状況
狂犬病の感染が疑われる状況として、以下があげられます。
狂犬病、または、その疑いのある動物(特に犬、ネコ、コウモリ、キツネ、アライグマ、マングースなど)との接触の状況として、
- 直接皮膚をかじられた
- 出血を伴わない引っかき傷・すり傷ができた
- 咬まれた傷や引っかき傷ができた
- 粘膜をなめられた
- 傷のある皮膚をなめられた
- コウモリと接触した
狂犬病を発症している可能性がある症状
感染の疑いがある方のうち、以下の症状があれば、狂犬病を発症している可能性があります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。
発症してしまうと治療法はありません。流行地域で動物に咬まれるなど感染した疑いがある場合には、直ちにワクチン接種を開始することが勧められます。早急に医療機関にご相談ください。(保健所も相談に応じています)
国内で狂犬病のワクチン接種を受けられる医療機関は、検疫所のホームページで検索できますので、参考にしてください。
- 厚生労働省 検疫所 予防接種実施機関(2024年4月アクセス)
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
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