狂犬病
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
あなたの症状と狂犬病の関連をAIでチェックする
狂犬病について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
狂犬病と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
筋肉痛がある
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
体のだるさがある
- 症状の程度
- だるさで起き上がるのも苦労する
頭がボーっとする、すっきりしない
- 症状の程度
- (他人から見て)呼びかけに反応出来ない瞬間があった
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 自覚した時期
- 2週間以内から
狂犬病とはどんな病気ですか?
狂犬病のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説狂犬病の症状が出る前に、狂犬病ウイルス感染の有無を知る手段はありません。
狂犬病の感染が疑われる状況
狂犬病の感染が疑われる状況として、以下があげられます。
狂犬病、または、その疑いのある動物(特に犬、ネコ、コウモリ、キツネ、アライグマ、マングースなど)との接触の状況として、- 直接皮膚をかじられた
- 出血を伴わない引っかき傷・すり傷ができた
- 咬まれた傷や引っかき傷ができた
- 粘膜をなめられた
- 傷のある皮膚をなめられた
- コウモリと接触した
狂犬病を発症している可能性がある症状
感染の疑いがある方のうち、以下の症状があれば、狂犬病を発症している可能性があります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。
発症してしまうと治療法はありません。流行地域で動物に咬まれるなど感染した疑いがある場合には、直ちにワクチン接種を開始することが勧められます。早急に医療機関にご相談ください。(保健所も相談に応じています)
国内で狂犬病のワクチン接種を受けられる医療機関は、検疫所のホームページで検索できますので、参考にしてください。- 厚生労働省 検疫所 予防接種実施機関(2024年4月アクセス)
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“狂犬病に関するQ&Aについて”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html,(参照 2024-05-29).
厚生労働省検疫所.“狂犬病(Rabies)”.厚生労働省検疫所.https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name47.html,(参照 2024-05-29). - A.
頭痛、発熱、倦怠感など風邪のような症状や、咬まれた傷あとの痛みなどが現れます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る感染後に症状が出ない潜伏期(多くの場合1~3ヶ月)を経たあとに、
などの、一般的に風邪などで起こる症状が現れます。
さらに、すでに治った後の咬まれたり引っかかれた部分が再びチクチク痛んだり、知覚過敏やかゆみなどが起こったりします。知覚過敏や痛みはだんだんと範囲が広がり、咬まれた手足でけいれんが起こります。これらの症状は、2~10日間持続するとされています。
この後、強い不安感、錯乱、麻痺などが現れる、急性神経症状期に移行します。 - A.
感染後1~3か月して、頭痛や発熱などにはじまり、錯乱、麻痺などが現れ、昏睡、呼吸不全に至ります。
解説狂犬病の症状
特徴的な症状としては、
- 強い不安感
- 錯乱
- 水を見る・冷たい風などにより起こる喉や首の筋肉のけいれん
- 高熱
- 麻痺
- うまく体が動かない
- 全身のけいれん
などがあります。
喉や首のけいれんは強い痛みを伴うため、発作の原因となる飲水や冷たい風を避けるようになります(恐水症、恐風症)。
その後、呼吸障害などの症状が現れ、死亡するとされています。病状経過
病状経過は、潜伏期、前駆期、急性神経症状期、昏睡期の4期に分けられます。
潜伏期
潜伏期では、ウイルスが体内に侵入したものの、症状が出ていない期間です。咬まれた部位や程度、処置などで左右されるため、15日程度〜1年以上とばらつきが大きくなります。約60%では潜伏期が1~3ヶ月とされています。
前駆期
前駆期は、2~10日間です。発熱や頭痛、食欲不振などの一般的に風邪などで起こる症状に加え、すでに治った後の咬まれた部分が再びチクチク痛んだり、知覚過敏やかゆみが起こります。
これらの知覚過敏や痛みは範囲が広がり、咬まれた手足でけいれんが起こります。急性神経症状期・昏睡期
急性神経症状期・昏睡期は通常2~7日間です。強い不安感や動揺が見られますが、意識がしっかりしている時もあります。また、約半数で喉の筋肉がけいれんし、飲み込みが難しくなります。このけいれんは、飲水や冷たい風にあたることで誘発され強い痛みを伴うため、飲水や風をさけるようになります(恐水症、恐風症)。
さらに進行すると、高熱、錯乱、うまく体が動かなくなる、叫び声をあげるなどを経て、全身のけいれんが現れ、昏睡となります。昏睡期では意識がなくなり、血圧低下、不整脈、呼吸の障害を経て、死亡に至ります。
一方で、恐水症や恐風症がなく、麻痺が主な症状となる場合も20%程度存在し、この場合には長ければ数週間ほどかけて死亡に至ります。咬まれた部位から徐々に麻痺が広がって、全身の筋肉が動かなくなり、昏睡・死亡に至ります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“狂犬病に関するQ&Aについて”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html,(参照 2024-05-29).
厚生労働省.“狂犬病対応ガイドライン2001”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/05-01.pdf,(参照 2024-05-29).
グラクソ・スミスクライン.“ラビピュール筋注用(狂犬病ワクチン)を接種される方へ”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/RMP/www/340278/13d7d59e-f3be-40d1-8bb5-65a5adf9a745/340278_6313400E1025_02_005RMPm.pdf,(参照 2024-05-29).
Andrea Julia Nigg et al. Overview, prevention, and treatment of rabies. Pharmacotherapy.. 2009, 10, p.1182-1195.
World Health Organization.“Rabies”.World Health Organization.https://www.who.int/westernpacific/health-topics/rabies#tab=tab_2,(参照 2024-05-29).
狂犬病について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 蜂に刺されましたか?
- 動物に噛まれた、あるいは引っ掻かれましたか?
- 筋肉痛はありますか?
- 体のだるさはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科