MRSA感染症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
あなたの症状とMRSA感染症の関連をAIでチェックする
MRSA感染症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
MRSA感染症とはどんな病気ですか?
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌で起こる感染症で、入院中で抵抗力のない患者さんに見られます。抗菌薬の長期使用で耐性が生まれたほかの患者さんや、病院外からの持ち込みが経路として考えられます。日本では鼻の中に住み着いている(保菌している)ことが珍しくありません。
MRSA感染症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
MRSA感染症への対処法は?
街中で新規に発生することは、まずありません。入院中の場合には隔離を行います。病院ごとに対応法が決まっていますので、手洗いやゴミ捨ての方法などの指示に従います。本当にMRSAによる感染症なのかどうかの見極めが必要であり、状況により対処方法は異なります。
MRSA感染症の専門医がいる近くの病院はありますか?
MRSA感染症の専門医がいる病院を見るMRSA感染症のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るMRSA感染リスクには、以下が挙げられます。
- MRSAを保菌している
- MRSA保菌者と接触したことがある
- 抗菌薬を使用している
- 入院歴がある
- 集中治療室への入室歴がある
- MRSA感染症にかかったことがある
- 長期療養施設に入所している
- 繰り返しの通院歴がある
- 高齢者
- 糖尿病
- 長く治っていない傷口の存在
- ステロイド・免疫抑制剤の使用
- 中心静脈カテーテルの挿入
- 慢性腎不全
- 血液透析
- 人工関節などの異物がある
など
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけで、セルフチェックもできますのでご活用ください。 - A.
発熱、咳、痰、倦怠感などの症状が現れます。傷の周囲が赤くなったり、腫れたり、膿が出ることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るMRSA感染症の症状は、皮膚局所の炎症から始まります。これは、MRSAを含む黄色ブドウ球菌は皮膚表面や毛穴に常在しているため、初期には皮膚の感染が最も起こりやすいからです。
感染を起こすと、- 発赤や腫れ
- 水疱(水ぶくれ)
- 膿瘍(局所に膿がたまった状態)
が見られます。
また、他にもMRSAによる肺炎や敗血症(菌が増殖し、臓器に炎症を起こしている状態)の初期では、などといった症状が見られます。
- A.
発熱、咳などの肺炎症状、傷部分の炎症症状が見られます。重症の場合、意識障害、多臓器不全などの症状が現れる恐れがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るMRSAを含む黄色ブドウ球菌感染による症状は、
- 皮膚の傷などに伴う化膿
- 膿痂疹(のうかしん:いわゆる「とびひ」のこと)
- 毛包炎
- おでき
- 蜂窩織炎(ほうかしきえん)
- けがの傷、やけど、手術後の傷からの感染
- 肺炎
などです。
更には、細菌が血流に入り(菌血症)、体内のあらゆる部位に広がることで、- 発熱や低体温
- 頻脈
- 低血圧を伴う敗血症(菌が増殖し、臓器に炎症を起こしている状態)
などが見られます。重症の場合には、意識障害や多臓器不全などの強い全身症状を伴うこともあります。
MRSA感染症について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 体のだるさはありますか?
- せきが出ていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科