狂犬病を放置するとどうなりますか?
一度発症してしまえば有効な治療法はなく、ほぼ100%死に至ります。
狂犬病ウイルスに感染した疑いがあるにも関わらず、ワクチン接種などの適切な処置を受けずに放置することは極めて危険です。
狂犬病には潜伏期間があり、ウイルスが体内に侵入してから発症するまで、短い場合で数週間、長い場合は数年以上かかることもあります。
しかし、潜伏期間がどれだけ長くても、一度発症してしまえば有効な治療法はなく、ほぼ100%死に至ります。
初期症状が出始めてから急速に症状は進行し、恐水症状、麻痺、けいれん、昏睡などを経て、最終的には呼吸不全などで亡くなります。
放置すれば確実に死に至る病気であるため、感染の可能性がある場合は絶対に放置せず、速やかに医療機関を受診し、適切な予防措置を受ける必要があります。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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