アルコール離脱症候群の診断基準を教えてください。
大量かつ長期間にわたっていたアルコール使用の中止または減量後に、発汗や脈拍、手の震え、嘔吐、不安、不眠、幻覚、興奮、けいれんなどがみられます。
アルコール離脱症候群の診断基準は、以下の通りです。
- ① 大量かつ長期間にわたっていたアルコール使用の中止(または減量)
- ② 以下のうち2つ以上が、①の数時間~数日以内に発現する
- 自律神経系過活動(例:発汗、脈拍 >100 回/分)
- 手指振戦の増加
- 不眠
- 嘔気または嘔吐
- 一過性の視覚性、触覚性、聴覚性の幻覚または錯覚
- 精神運動興奮
- 不安
- 全般性強直間代発作
- ③ ②の徴候・症状が、苦痛または社会的機能の障害を引き起こしている
- ④ 他の医学的疾患や中毒・精神疾患によるものでない
アルコールの摂取を、急にやめたり減らしたりしたときに、上記のような症状が出た場合は、早急に医療機関を受診しましょう。
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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