アルコール離脱症候群の診断基準は?放置するとどうなる?
アルコール離脱症候群について、特に知りたいことは何ですか?
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アルコール離脱症候群を放置するとどうなりますか?
アルコール離脱症候群を放置するとどうなりますか?
最悪の場合、命にかかわります。気づいた時点で医療機関を受診しましょう。
アルコール離脱症候群を放置すると、最悪の場合、命にかかわることがあります。特に、重症になると「振戦せん妄(しんせんせんもう)」という状態に進行することがあり、意識障害や幻覚、興奮などの症状が現れます。この状態になると、命にかかわる危険が高まり、重症例では、約5〜15%が死亡するという報告もあります。
アルコールを長期間多量に飲んでいた人が急にやめると、こうした症状が出ることがあるため、自己判断で断酒するのは危険です。気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師へ相談するようにしましょう。
アルコール離脱症候群の診断基準を教えてください。
アルコール離脱症候群の診断基準を教えてください。
大量かつ長期間にわたっていたアルコール使用の中止または減量後に、発汗や脈拍、手の震え、嘔吐、不安、不眠、幻覚、興奮、けいれんなどがみられます。
アルコール離脱症候群の診断基準は、以下の通りです。
- ① 大量かつ長期間にわたっていたアルコール使用の中止(または減量)
- ② 以下のうち2つ以上が、①の数時間~数日以内に発現する
- 自律神経系過活動(例:発汗、脈拍 >100 回/分)
- 手指振戦の増加
- 不眠
- 嘔気または嘔吐
- 一過性の視覚性、触覚性、聴覚性の幻覚または錯覚
- 精神運動興奮
- 不安
- 全般性強直間代発作
- ③ ②の徴候・症状が、苦痛または社会的機能の障害を引き起こしている
- ④ 他の医学的疾患や中毒・精神疾患によるものでない
アルコールの摂取を、急にやめたり減らしたりしたときに、上記のような症状が出た場合は、早急に医療機関を受診しましょう。
アルコール離脱症候群とは?
アルコール離脱症候群とは?
アルコール離脱症候群とは、長期間にわたりたくさん飲酒していた人が急にお酒をやめたり減らしたりした際に、手の震えや不眠、不安、幻覚、けいれんなどが現れる病気です。重症化すると命に関わることもあります。症状がある場合は、早めに精神科や救急外来を受診しましょう。
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編集・監修基準について
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医師執筆/監修
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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