アルコール離脱症候群
アルコール離脱症候群とは、長期間にわたりたくさん飲酒していた人が急にお酒をやめたり減らしたりした際に、手の震えや不眠、不安、幻覚、けいれんなどが現れる病気です。重症化すると命に関わることもあります。症状がある場合は、早めに精神科や救急外来を受診しましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
病気について
症状について
頭痛が起きることはあり、最終飲酒から1日程度(ピークは10~30時間後)の時期に出現しやすいとされています。
初期症状としては、汗をかいたり、脈が速くなったり、手が震えたり、眠れなくなったり、というものがあります。
自律神経のバランスが崩れることで、吐き気やめまいがみられることがあります。
手の震えや発汗、不安、吐き気、興奮、など身体症状や意識の変化が見られます。
眠気よりも、不眠や興奮という形で現れることが多いでしょう。
早期の離脱症状の場合、最終飲酒後24時間にピークがあるとされています。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
睡眠薬について主治医に相談をしましょう。
ベンゾジアゼピン系などの薬物療法によりやわらぐことがあります。
アルコール離脱症候群の症状は、通常24~72時間でピークに達し、5~7日で軽くなるのが一般的です。
アルコール摂取とうつの関連はありますが、離脱症状としては不安や興奮の形で出ることが多いでしょう。
せん妄では意識の状態が通常と変わり、日付や場所がわからなくなることがあります。
通常5~7日程度でおさまることが多いとされています。
けいれんが起きた場合は、救急車を呼び、医療機関を受診するようにしましょう。
体温が上がることはありえます。ほかにも、脈が速くなったり、汗をたくさんかいたりします。
診断について
受診について
治療について
薬について
(参考文献)
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです