低体温症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
防寒着を着て、しっかり食事をとりましょう。飲酒は控え、室内でも温度管理をして体を冷やさないことが大切です。
寒い環境を避け、保温性の高い衣服を着用し、必要に応じて重ね着することが基本です。特に首、手首、足首などを露出させないようにしましょう。また、食事を抜かずに十分なカロリーを摂取し、体内で熱を作るエネルギーを確保することも大切です。
さらに、アルコールは血管を広げて熱を逃がしてしまうため、寒い場所での飲酒は控えてください。高齢の方は室内でも低体温症になりやすいため、部屋の温度を適切に保ち、夜間も冷え込みすぎないように注意が必要です。
濡れた衣服は体温を急激に奪うので、汗や雨で濡れたら、すぐに着替えるように心がけましょう。
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(参考文献)
Dow J et al. Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Out-of-Hospital Evaluation and Treatment of Accidental Hypothermia: 2019 Update. Wilderness & Environmental Medicine. 2019, 30, S47-S69.
Brown, Douglas J A et al. Accidental hypothermia. The New England journal of medicine. 2012, 367, 11171.
Sofer, S, and E Benkovich. Severe infantile hypothermia: short- and long-term outcome. Intensive care medicine. 2000, 26, 88-92.
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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