子宮頸がん検査の結果、ASC-USだった場合、コルポスコピーは必要ですか?がんの確率はどれくらいですか?
コルポスコピーは必須ではありませんが、行われることもあります。現時点でがんの可能性は低いと考えられます。
ASC-USは、明らかな病変とまでは言えないが病変がある可能性を否定できないという、判定保留ともいえる結果となります。
コルポスコピー検査を行うこともありますが、まずは子宮頸がんや異形成の主要な原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染確認を行うこともあります。
HPVが陰性であれば、コルポスコピーは不要とされています。
現時点で子宮頸がんが見つかる確率は低いと考えられますが、10〜20%程度で前がん病変である中等度異形成や高度異形成が見つかるとの報告もあります。放置せずに、必ず産婦人科を受診するようにしましょう。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
子宮頸がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ