子宮頸がん
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子宮頸がん検査の結果、ASC-USだった場合、コルポスコピーは必要ですか?がんの確率はどれくらいですか?
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
コルポスコピーは必須ではありませんが、行われることもあります。現時点でがんの可能性は低いと考えられます。
ASC-USは、明らかな病変とまでは言えないが病変がある可能性を否定できないという、判定保留ともいえる結果となります。
コルポスコピー検査を行うこともありますが、まずは子宮頸がんや異形成の主要な原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染確認を行うこともあります。
HPVが陰性であれば、コルポスコピーは不要とされています。
現時点で子宮頸がんが見つかる確率は低いと考えられますが、10〜20%程度で前がん病変である中等度異形成や高度異形成が見つかるとの報告もあります。放置せずに、必ず産婦人科を受診するようにしましょう。
(参考文献)
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