ニーマン・ピック病には初期症状はありますか?
肝臓や脾臓が腫れるといった肝脾腫が先行することが多いです。
はい。ニーマン・ピック病には初期症状があります。
ニーマン・ピック病は、A型、B型、C型に分かれ、それぞれ症状が少しずつ異なります。以下の通りです。
タイプ別の主な初期症状
A型
乳児期早期から肝脾腫が著明であり、
- 筋緊張低下
- 哺乳障害
- 嘔吐
などが現れます。
B型
A型よりも症状は軽いです。小児期以降に発症し、肝脾腫が初発症状であることも多いです。
C型
発症年齢は新生児期から成人期までと幅広く、症状も多様です。
- 肝脾腫
- 肺症状
などの内臓の症状が、神経症状より早めに現れることが多いとされます。
公開日:
最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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