ニーマン・ピック病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
子どもの場合は周囲の大人によるチェックにより、大人であればセルフチェックにより、ニーマン・ピック病の可能性を疑うことはある程度可能です。
ただし、専門的な診断を必要とするため、以下の症状に該当する場合は年齢により小児科や脳神経内科を受診してください。
A型
- 力が入らずぐにゃぐにゃな状態(筋緊張低下)
- ミルクがうまく飲めない(哺乳障害)
- 嘔吐
など
B型
内臓の症状が主な症状です。セルフチェックが難しいため、健診をしっかりと受けましょう。
C型
- 精神発達遅滞
- 痙攣
- 進行性の手足の麻痺、動かしにくさ(失調)
- 呂律が回らない(構音障害)
- 飲み込みにくい(嚥下障害)
- 目が上下に動きにくい
- 笑うと力が抜けてしまう(カタプレキシー)
など
なお、成人が発症する場合は、精神症状も多いです。
公開日:
最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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