短腸症候群の場合、高額療養費制度と難病医療費助成制度は併用できますか?
ご加入の医療保険者やお住まいの各自治体にお問い合わせください。
高額医療費制度と難病医療費助成制度の併用については、医療保険者やお住まいの各自治体にお問い合わせいただく必要があります。
併用可能な場合、多くは医療保険による給付が優先になるため、高額医療費制度に該当する場合には先に医療保険者に高額医療費の支給申請を行う必要があります。
なお、高額医療費制度とは、同一月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合に、加入する医療保険者から一定の金額(自己負担限度額)が払い戻される制度です。
一方、難病医療費助成制度は公費のひとつであり、指定難病と診断され、症状の程度が「一定程度以上(重症)の方」や「軽症であるが医療費が一定以上の方」の医療費を助成するしくみです。
詳しくは、お住まいの自治体窓口にお問い合わせください。
公開日:
最終更新日:
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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短腸症候群
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「短腸症候群」とはどのような病気ですか?
「短腸症候群」とは、小腸を大量に切除したことにより水分や栄養の吸収不良が起こる病気です。
短腸症候群の原因は何がありますか?
手術によって小腸を大量に切除することが原因です。
短腸症候群ではどのような症状がありますか?
吸収不良により下痢、水分や栄養素の欠乏、体重減少が起こります。
短腸症候群には初期症状はありますか?
小腸を切除する手術をきっかけとして、下痢、脱水、電解質(体のミネラルバランス)の異常やそれに伴うさまざまな症状をきたすことがあります。
短腸症候群の場合、主にどのような治療をしますか?
点滴や経腸栄養での水分および栄養素の管理を行います。場合によっては手術が適応になる場合もあります。
短腸症候群が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
短腸症候群が疑われる場合は、かかりつけの消化器外科(小児であれば小児外科)を受診しましょう。
短腸症候群のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
短腸症候群の治療で行われる、経腸栄養とはどのような治療ですか?
腸管から栄養を投与する治療で、栄養を口から摂取する経口栄養とチューブを用いる経管栄養があります。
短腸症候群になった場合、食事で注意すべきことはありますか?
食事を少量ずつ頻回にとる、よく噛んで食べる、食事中の水分を控える、摂取する食品を選ぶなどの方法があります。
小児で短腸症候群となる場合、原因はなんですか?
小児の短腸症候群の原因には、中腸軸捻転や小腸閉鎖症など先天性の病気や外傷などがあります
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