短腸症候群
「短腸症候群」とは、小腸の大部分を切除したことや生まれつき腸が短いことが原因で吸収不良が起こる病気です。症状として下痢や低栄養、ビタミン欠乏症が起こります。消化器内科や消化器外科を受診しましょう。腸の機能に応じて食事内容を決定したり、食事ができない場合には経腸栄養などを行います。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
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「短腸症候群」とは、小腸を大量に切除したことにより水分や栄養の吸収不良が起こる病気です。
食事を少量ずつ頻回にとる、よく噛んで食べる、食事中の水分を控える、摂取する食品を選ぶなどの方法があります。
小児の短腸症候群の原因には、中腸軸捻転や小腸閉鎖症など先天性の病気や外傷などがあります
短腸症候群全体での寿命や生存率は明らかではありません。
短腸症候群の栄養吸収障害には、静脈栄養や経腸栄養を行います。腸管延長術が検討される場合もあります。
短腸症候群では、果糖を多く含む甘い果物や砂糖を含む甘味は控えることが推奨されています。
一般的に米飯やパン、麺類は腸の吸収効率を上げることから推奨されます。詳しくは主治医にご相談ください。
短腸症候群では、1食の量を減らし、6~8食に分けるなど、頻回に食事をとることが推奨されています。
短腸症候群では、砂糖などを多く含む食品や飲料は下痢を起こす可能性があるため控えることがすすめられます。
短腸症候群は難病に指定されていませんが、原因疾患であるクローン病などは難病指定されています。
一般的に乳製品はカルシウムの吸収率が高いとされていますが、乳糖不耐症の方は注意が必要です。
症状について
手術によって小腸を大量に切除することが原因です。
吸収不良により下痢、水分や栄養素の欠乏、体重減少が起こります。
小腸を切除する手術をきっかけとして、下痢、脱水、電解質(体のミネラルバランス)の異常やそれに伴うさまざまな症状をきたすことがあります。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
小腸切除後、通常3~4週間は頻回の下痢が続くことが多く、その後は病状の回復ともに回数が減少します。
治療について
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(参考文献)
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