短腸症候群ではどのような症状がありますか?
吸収不良により下痢、水分や栄養素の欠乏、体重減少が起こります。
小腸は、水分や食事の栄養素のほぼすべてを吸収する臓器です。
短腸症候群では、術後早期では水分や栄養素を吸収できないことより、下痢、脱水、体重減少、ビタミンやミネラルなどさまざまな栄養素の欠乏症が起こります。
腸管順応という反応によって成人では1年〜1年半、乳幼児では5年ほどかけて徐々に症状は改善が見込めますが、その後も症状が持続したり、点滴での栄養が手放せなくなることがあります。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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