「短腸症候群」とはどのような病気ですか?
「短腸症候群」とは、小腸を大量に切除したことにより水分や栄養の吸収不良が起こる病気です。
小腸は胃で消化された食べものの消化をさらに進め、栄養を吸収する働きをしています。
短腸症候群とは、手術で小腸を大量に切除することでこれらの働きが失われ、水分やほぼすべての栄養素、ビタミン、ミネラルの吸収障害が起こった状態です。
一般的に成人の小腸は5~7mあるといわれています。症状は切除される部位や年齢などで個人差が大きいですが、「短腸」の目安としては残っている小腸が1.5m以下、小児では元々の長さの3分の1以下といわれています。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
短腸症候群
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ