子供が短腸症候群の場合、自立支援医療制度(育成医療)と子ども医療助成制度は併用できますか?
お住まいの自治体窓口にお問い合わせください。
自立支援医療制度(育成医療)と子ども医療助成制度の併用については、お住まいの各自治体にお問い合わせいただく必要があります。
併用可能な場合、一般的には自立支援医療(育成医療)が優先され、軽減された自己負担分について、子ども医療助成制度で一部が助成されます。
なお、短腸症候群では在宅静脈栄養(ご家庭で行う、栄養や水分などを点滴で体に取り入れる栄養療法)を行っている場合には、自立支援医療制度(育成医療)の対象となるとされています。
また、子どもの医療助成制度は各市区町村が実施しているもので、全国で導入されていますが対象年齢などが自治体により異なります。
詳しくは、お住まいの自治体窓口にお問い合わせください。
公開日:
最終更新日:
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
日本小児科学会.“短腸症候群”..https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20240130_GL015.pdf,(参照 2024-12-26).
こども家庭庁.“令和4年度・5年度「こどもに係る医療費の援助についての調査」”..https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/kodomoiryouhityousa-r4r5/,(参照 2024-12-26).
自立支援医療(育成医療)の概要.厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jiritsu/ikusei.html(参照 2024-12-26)
子ども医療費助成 よくある質問と回答.板橋区公式ホームページ,https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kosodate/teate/iryohi/1053428/1004627.html(参照 2024-12-26)
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「短腸症候群」とはどのような病気ですか?
「短腸症候群」とは、小腸を大量に切除したことにより水分や栄養の吸収不良が起こる病気です。
短腸症候群の原因は何がありますか?
手術によって小腸を大量に切除することが原因です。
短腸症候群ではどのような症状がありますか?
吸収不良により下痢、水分や栄養素の欠乏、体重減少が起こります。
短腸症候群には初期症状はありますか?
小腸を切除する手術をきっかけとして、下痢、脱水、電解質(体のミネラルバランス)の異常やそれに伴うさまざまな症状をきたすことがあります。
短腸症候群の場合、主にどのような治療をしますか?
点滴や経腸栄養での水分および栄養素の管理を行います。場合によっては手術が適応になる場合もあります。
短腸症候群が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
短腸症候群が疑われる場合は、かかりつけの消化器外科(小児であれば小児外科)を受診しましょう。
短腸症候群のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
短腸症候群の治療で行われる、経腸栄養とはどのような治療ですか?
腸管から栄養を投与する治療で、栄養を口から摂取する経口栄養とチューブを用いる経管栄養があります。
短腸症候群になった場合、食事で注意すべきことはありますか?
食事を少量ずつ頻回にとる、よく噛んで食べる、食事中の水分を控える、摂取する食品を選ぶなどの方法があります。
小児で短腸症候群となる場合、原因はなんですか?
小児の短腸症候群の原因には、中腸軸捻転や小腸閉鎖症など先天性の病気や外傷などがあります
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