短腸症候群の場合、分食のやり方を教えてください。
短腸症候群では、1食の量を減らし、6~8食に分けるなど、頻回に食事をとることが推奨されています。
短腸症候群では、必要な栄養を吸収しにくい状態にあるため食事量を増やす必要があるものの、食事量の増加に伴い下痢が悪化する恐れがあります。そのため、1食の量を減らし、6~8食に分けるなど頻回に食事をとることが推奨されています。
具体的な食事量は患者さんや病状によって異なるため、主治医や医療スタッフにご相談いただく必要がありますが、一般的には短腸症候群の患者さんは、必要な栄養量を満たすためには35~58kcal/kg/日を摂取すると考えられています。
このほか、食事の注意点としては、十分に咀嚼をすること、食事中の過度な水分摂取を控えること、ジュースの摂取やカフェインを含む飲料を避け、経口補水液を摂取することがあげられます。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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