神経芽腫に対する治療のうち、リスクが低い場合の治療法を教えてください。
リスクが低い神経芽腫の場合、経過観察する場合、手術を行う場合、また抗がん剤を併用する場合があります。
神経芽腫のうち、リスクが低い場合は、特別な治療をしないで注意深く経過観察をする場合があります。また手術をして腫瘍を取る場合もあります。腫瘍を取った場合、もし腫瘍を取り切ることができない場合は、少量の抗がん剤による治療を手術後に追加することもあります。
なお神経芽腫は、腫瘍の分布や状態、発症したときの年齢、また腫瘍のもつ遺伝子の異常など特性に基づいて、国際神経芽腫リスク分類を参考にリスクを分類して治療方針を決めています。
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埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
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