副耳のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

【副耳を自己確認できる主な特徴】

副耳(ふくじ)は生まれつきの外部の耳の変形であり、主に見た目の特徴で確認できます。ご自身やご家族が副耳を疑う場合、以下の点を確認してください。

1. 発生場所

  • 最も多いのは、耳の穴の前の突起(耳珠/じしゅ)の周辺や、頬(ほほ)のあたりです。
  • まれに、首の側面、顎(あご)の骨の近く、あるいは胸骨の上部など、顔以外の領域に見られることもあります。

2. 見た目と大きさ

  • 通常、肌の色をした、直径3mmから10mmほどのコブやイボ状(結節や丘疹)です。
  • ゴマ粒ほどの小さなものから、大きなダイズ大のものまでサイズはさまざまです。

3. 個数と形

  • 多くは片方の耳の前にひとつだけ現れますが、両耳にできたり、複数個できたりすることもあります。
  • 根元が細い茎(軸)を持つ場合(有茎性)や、直接皮膚に付着している場合(無茎性)があります。

4. 触感

  • 触ってみて柔らかい場合は、皮膚の組織だけでできている可能性が高いです。
  • 硬いしこりが触れる場合は、中に軟骨(なんこつ)が含まれていることを示しています。

【自己チェックの限界と受診の必要性】

上記のような特徴から副耳を疑うことはできますが、副耳と見た目がよく似た他の皮膚のできもの(スキンタグ、イボ、線維腫、粉瘤など)も存在します。

  • 確定診断: 副耳であると確定的に診断するには、専門の医師による診察や、場合によっては組織検査(病理組織学的検査)が必要です。
  • 関連症候群の確認: 副耳は通常は小さな病変ですが、まれにゴールデンハー症候群などの他の生まれつきの病気(先天性症候群)の一部である可能性があります。そのため、治療や他の病気との関連を調べるためにも、形成外科や小児外科を受診してください。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、副耳かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

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