副耳は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
病変そのものを治すための薬物療法はなく、最も一般的な治療法は外科的切除です。
【副耳治療の基本的な考え方】
副耳(ふくじ)は生まれつきの耳の変形であり、ほとんどの場合、健康に重大な影響を及ぼす症状はありません。そのため、治療は顔や首の目立つ場所にあることから、見た目を改善したいというご本人やご家族の希望(整容的な理由)に基づいて行われます。
【薬物療法ではなく外科的な方法が主流】
病変そのものに対する薬物治療はありません。副耳に対する最も一般的な治療法は、外科的な切除であることが確認されています。
主な外科的治療法は以下の2種類です。
- 結紮術:副耳が小さく、軟骨が含まれていない場合、根元を糸で縛り、血流を絶って自然に取れるようにする方法です。麻酔は不要です。
- 切除術:副耳に軟骨が含まれている場合や、耳の軟骨と深部でつながっている場合に行われます。軟骨を含めて病変を切り取る手術で、全身麻酔が必要です。
【薬の副作用に関する情報】
副耳の治療が主に外科的な切除であるため、この病変を対象とした薬物療法はありません。ただし、外科手術後は、創傷治癒のケアとしてシリコンジェルを数ヶ月塗布することが、瘢痕(きずあと)形成を抑えるために利用されています。また、吸収性の縫合糸は炎症反応を促し、瘢痕を助長する可能性があるため、非吸収性のナイロン糸などが推奨されています。
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(参考文献)
Bahar Bahrani et al. Review of accessory tragus with highlights of its associated syndromes. Int J Dermatol. 2014, 53, -167128.
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一般社団法人 日本形成外科学会.副耳|日本形成外科学会.一般社団法人 日本形成外科学会,https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/mimi/fukuji.html(参照 2026-01-06)
近江京輔.副耳.一般社団法人日本小児外科学会,http://www.jsps.or.jp/archives/sick_type/fukuji(参照 2026-01-06)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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