M字はげの基準・見分け方を教えてください。
個人差がありますが、横から見た時に耳の穴の3cm前まで左右の生え際が後退していることがひとつの指標です。
もともとのひたいの広さや生え際の形には個人差があるため、特に男性型脱毛症（AGA）の初期においては一律の基準はなく、診断においても以前の自分の状態と比較してどうか、という点を参考にします。
以前と比較してM字型に生え際が後退してきているようなら「M字はげ」の初期の可能性があります。進行は年単位でゆっくりなので、数年以上前の写真などと比較するとより分かりやすいでしょう。
ある程度進行してきたことを示すひとつの指標として、頭を横から見た時に、耳の穴から縦にまっすぐ引いたラインよりも3cm前まで生え際が後退していれば「M字はげ」の可能性があります。
これに当てはまる場合、AGAの進行を7段階に分けた時の3段階目に差し掛かっていることを示します。1段階目は薄毛のみで生え際の後退がない状態、7段階目は側頭部から後頭部にかけてのみ毛が残り頭頂部には全く毛がない状態です。
AGAは早めに対策することで多くの毛を温存することができます。AGAの治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
オンライン診療サービスについては以下のQ＆Aもあわせてご参照ください。
公開日：
最終更新日：
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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