AGA(男性型脱毛症)の診断方法を教えてください。
主に問診と診察で診断します。血液検査などが追加されることがあります。
AGA(男性型脱毛症)の診断方法は主に問診と診察ですが、他の脱毛症と見分けるために検査が追加されることがあります。
問診
- 血縁関係のある親族に薄毛の人がいるかどうかを確認します
- 本人の脱毛・薄毛の経過を確認します。比較のために毛が減る前の自分の写真などを準備しておくと参考になります
診察
- 生え際や頭頂部の薄毛の進行具合や毛髪の細さ・密度をチェックします
- 頭皮に炎症などのダメージがないかをチェックします
検査
- 拡大鏡やダーモスコピーと呼ばれる検査で頭皮や毛髪を拡大して観察します
- 問診や診察の所見次第では、血液検査でAGA以外の原因についていくつかの項目を測定することがあります
- さらに、他の原因が疑わしい場合には頭皮を一部採取する生検が行われることがあります
薄毛や生え際の後退などに気付いた場合、自分ではAGAと思っても実は別の原因だということも考えられます。早めに専門の医療機関で診断を受けることをおすすめします。
AGAの治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
オンライン診療サービスについては以下のQ&Aもあわせてご参照ください。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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