AGA(男性型脱毛症)の治療をすると、妊活に影響が出ますか?
薬によっては影響が出ることもあります。
AGA(男性型脱毛症)の治療をすると、妊活に影響が出る薬もあります。
具体的には、フィナステリドやデュタステリドといった薬を内服すると、精液中にその成分が検出されたという報告があります。妊娠初期あるいは妊娠している可能性のある女性が、カプセルから漏れた薬剤に接触あるいは精液を介して偶発的に曝露された場合に、男子胎児の外生殖器の発達が阻害される可能性があるとされています。
もちろん、こういった副作用は必ず起きるわけではありませんが、妊活にあたり内服を止めるのであれば、遅くとも1ヶ月以上前から服用するのを止めておくと良いと思われます。完全に血中濃度をゼロにする、つまり精液への移行を完全にゼロにするのであれば、もう少し前の半年ほど前から内服を止めておくのが良いでしょう。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
グラクソ・スミスクライン株式会社.“ザガーロ インタビューフォーム2025年6月改訂(第8版)”..https://gskpro.com/content/dam/global/hcpportal/ja_JP/products-info/zagallo/zagallo-if.pdf,(参照 2025-09-01).
オルガノン株式会社.“プロペシア錠0.2mg/1mg 医薬品インタビューフォーム2023 年 8 月改訂(第 19 版)”..https://organonpro.com/ja-jp/wp-content/uploads/sites/10/2023/09/if_propecia_tab.pdf,(参照 2025-09-01).
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