心臓に負担がかかるAGA治療薬はありますか？

AGA治療薬の中でも、特にミノキシジルは心臓に負担がかかることもあります。

市販もされているミノキシジルの塗り薬の添付文書には、血圧・心臓の異常やむくみのある人は使用前に医師または薬剤師に相談するようにという記載があります。それに加え、胸の痛み、心拍が速くなるといった副作用の可能性についても記載があります。

また医療機関によっては、ミノキシジルののみ薬を取り扱っている所もあります。しかしながら、ミノキシジルののみ薬は（アメリカのFDA：Food and Drug Administrationでは高血圧症治療薬として認可を受けていますが）日本の厚生労働省の認可を受けていないため、添付文書も存在しません。のみ薬は一般的に塗り薬よりも血液中に移行しやすく、心臓などの臓器へ影響を及ぼすリスクが高くなると思われるため、心臓に持病がある人がミノキシジルののみ薬を検討する際は、主治医と相談の上、慎重に行う必要があると思われます。