がんが原因で体にかゆみや蕁麻疹が出ることがありますか?
がんによりかゆみの物質が体内で作られたり、皮膚に作用することでかゆみ、蕁麻疹が出ることがあります。
がんの種類や状態によってかゆみや蕁麻疹が出ることはありますが、多くはがんに伴う体の反応としての症状です。がん細胞はさまざまなサイトカインと言われる物質を出します。サイトカインにより、ヒスタミンというかゆみや蕁麻疹を引き起こす物質が体の中で増え、かゆみや蕁麻疹の症状が出てきます。
また、胆のうや肝臓のがんの場合には、胆汁という消化酵素の流れが悪くなり、胆汁の中のビリルビンという刺激性の毒素が皮膚を刺激して、強いかゆみや皮膚を黄色く染めることもあります。
抗がん剤という治療薬などのアレルギー反応のひとつに、かゆみや蕁麻疹が出てしまうこともあります。かゆみや蕁麻疹も原因を突き止めることで症状が和らぐ可能性があるため、医療機関に症状を伝えることが大切です。
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東京女子医科大学附属足立医療センター 乳腺外科
湯川 寛子 監修
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